個人・団体パートナーのみなさまへ

この度は、Leave No Trace Japan(LNTJ)への個人パートナー・団体パートナーへのお申し込みをいただき心から感謝いたします。LNTJ設立準備委員会及び附置組織であるWilderness Education Association Japan(WEAJ)を代表いたしまして、当該委員会事務局長を努めさせていただいております岡村泰斗(写真右)から、お礼と現在の進捗状況、今後の展望についてご説明させていただきます。

パートナーの権利

LNT Jは、2020年2月に、アメリカのLNTセンター(写真左:教育部ディクレターBen Lawhan/中央:国際ブランチディレクターSusy Alkaitis)とWilderness Education Association Japan(WEAJ)の間で、「LNTJブランチ設立同意書」を締結し、2021年4月の設立に向けて、パートナー管理、商標使用などの承諾を得て進めてまいりました。現在は、WEAJ内にLNTJ設立準備委員会を設置し、国内のLNTの管理運営を行なっています。

ところが、2020年3月に起こりました新型コロナウィルスパンデミックにより、私たちの社会は大きな変化を余儀なくされました。

その結果、みなさまにお約束していた、2020年12月のマスターエデュケーターコース、及び2021年3月のインストラクターコースは、法務省が外国人の短期滞在の上陸拒否による新型コロナウィルスの水際対策を行なっているために、断腸の思いで延期せざるを得なくなりました。

また、会員専用ステッカー及び団体会員専用表札に関しましても、パートナー数の不足や、現在の社会状況においてスポンサーが十分に獲得できていないことにより、2020年版の作成を断念いたしました。

つきましては、パートナー登録をいただきましたみなさまにおかれましては、2021年3月までの間は、「LNTJパートナー設立時資格移行特別措置規定」に基づき、パートナー会費を徴収せずに、ロゴの使用、商標の使用、コース開催、メールマガジンの購読等を行っていただけるようにいたしました。また、アメリカのLNTの会員更新の手続きを行わなくとも、LNTJが付与された権利の範囲で活動していただくことが可能です。

設立時理事

現在すでに、14名の設立時理事候補から承諾をいただき、第1回目の設立前理事会の開催の調整を進めています。現在、理事会前となるため、公に氏名を公表することはできませんが、いずれの方も、アウトドアメーカー、メディア、学術(生態学、地理学)、業界団体を代表するリーダーの方々にご参画いただくことが決定しております。

現在、対面での集合ミーティングが開催しにくい社会状況であり、それぞれ理事候補の職場でのガイドラインを尊重し、慎重に開催方法を検討しております。2020年内中を目安に、理事会を開催し、みなさまにお名前を公表できるよう進めてまいります。

また、現在会員主体の法人の設計を進めております。つまり、理事は、みなさまの代表であり、みなさまと共にLNTのミッションの達成に貢献できる人材と考えます。設立時理事候補に関しまして、ご推薦、ご要望がありましたら、奇譚のないご意見を賜りますようお願いいたします。

インストラクターコース

現在、法務省が外国人の短期滞在の上陸拒否による新型コロナウィルスの水際対策を行なっているために、マスターエデュケーターコース、インストラクターコースの外国人講師が入国できません。

マスターエデュケーターコースは2021年6月14-18日、インストラクターコースは、2021年6月21-25日で調整を開始しました。いずれのコースも、2021年19-20日にWilderness Education Association Japanのカンファレンスが行われる下関、もしくはその周辺地域で開催を計画しています。

インストラクターコースを受験される方は、マスターエデュケーターの取得が必須であるため、まだお持ちでない方にとっては、長期の研修期間が必要となりますが、我が国のLNTの正しい普及、振興のために、何とぞ、ご調整いただけますようお願いいたします。

なお、それぞれのコースは、台湾、アメリカからの講師招聘が必要となるため、両国の出入国対策と、我が国の入国対策が緩和されなければ、開催はさらに延期せざるを得ません。

2020四徳温泉LNTトレーナーコース原則6ベアバック

一歩一歩前に

新型コロナパンデミック中ではありますが、LNTJ設立に向け、一歩一歩ではありますが確実に前に進み始めています。

まず、YouTubeを中心とするメディアにて、LNTの紹介や、LNTJ団体パートナーの方々の紹介動画を配信しています。現在、登録者数が少なく、より多くの方に検索に当該サイトがヒットするために、さらなる登録者数の拡大及び高評価が必要ですので、パートナーのみなさまにおかれましても、アウトドア関係者の方に、ぜひご周知ください。また、パートナーのみなさまは、当該サイトへの動画の投稿も可能ですので、みなさまの素晴らしいLNT活動をご紹介ください。編集等につきましては、LNTJがお手伝いいたします。

アウトドア活動の普及と環境保全を行うコンサベーション・アライアンス・ジャパンが中心となり、コロナパンデミック中のアウトドア活動における感染予防ガイドラインとして「#ステイコネクテッド」を、国内のアウトドア関連団体10団体が共同提案しました。この声明にメンバーとして参画し、LNTセンターが発表した、「コロナ時代のリーブノートレイスなアウトドアの楽しみ方」の情報を提供するのなど、大きな貢献を果たしました。経済優先のアウトドア観光が始まり、感染状況がなかなか改善されない今、もう一度これらのガイドラインに立ち返ることが、世界とつながるLNTJの船出を助けてくれることでしょう。

LNTのゴールステイトメントのうち「すべての子どもたちにLNTを」とあります。そのゴールを達成するために大きな成果として、国内シェアのトップ3に入る大修館書店が出版する、中学校保健体育副読本のアウトドアスポーツの章に、2021年度版からLNTの7原則が掲載されることとなりました。これは、中学生がLNTをもっと知りたい時でも、国内にLNTJという統括団体ができることにより、実現したものです。子供の頃からLNTが当たり前になることは、健全なアウトドア産業をこれからもずっと続けていく上で、大きな力となるでしょう。

「すべての人が責任のあるアウトドア活動を行い、持続可能な環境を保全する」というLNTのミッションを達成するために、LNTの認知は、欠くことができません。野外指導者へのLNT定着率が100%であるアメリカやニュージーランドに比べると、我が国にはまだまだチャレンジが必要です。この秋に、LNTJとして各種展示会への出展を計画しています。LNTワークショップやレクチャーなどを計画していますので、みなさまや関係者の方々にもぜひ足をお運びいただければと思います。
レジャー&アウトドアジャパンEXPO2020(2020.11.24-26)@東京国際フォーラム青海展示会場
大野山アウトドアふゆフェスタ(2020.12.5)@神奈川県大野山
アウトドアイノベーションサミット2020(12.17-18)@オンライン

LNTの広報ツールとして、メールマガジンやブログを開始しました。2020.9月時点でお申し込みいただい方のみのリストで開始し、今後、この情報がお役に立つ方に無償で購読いただく計画です。パートナーのみなさまのLNT活動の掲載も可能ですので、ぜひ個人・団体の広報にご活用ください。

最後に

LNTは、WEAJ同様に、国際的な連携の中で、海外の最先端の業界基準を取り入れ、最新の情報を発信してきましたが、この新型コロナパンデミックは、その強みが大きなブレーキともなりました。一方で、デジタル通信技術の助けも受け、LNTセンターと共に、この危機を乗り越えようと、 オンラインでフェイスtoフェイスで協働を続けています。今、世界がバラバラになるのではなく、問題に直面しても、お互いに共感し合い、共に解決していく世界を、LNTJは今まさに経験しています。私たちはアウトドア産業がそんな世界になることを目指して、みなさまと共に歩んでいければと思います。

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