ワークショプは、子どもから大人まで、アウトドアを楽しむ全ての人を対象にした、LNTの体験プログラムです。30分から、1日まで時間の長さは自由です。LNTの7原則の全てを含む必要はありませんが、LNTについてその必要性を理解し、興味、関心が持てるような楽しいワークショップです。
Q.自分の団体でワーショップを開催することができますか?
A.すべての団体でできます。ワーショップを開催するためには、以下の2つの方法があります。
- 団体職員が、レベル1以上の資格を取得し、団体メンバーとなることで開催できます。
- 団体メンバーにならなくても、LNTJからワークショップの派遣を受け、開催することができます。
Q.個人でワークショップを開催することはできますか?
A.レベル1以上の資格を維持していれば、団体メンバーに所属していなくても、ワーショップを開催することができます。ただし、団体としてワーショップを主催、広報する場合には、団体メンバーである必要があります。以下のようなケースが、個人メンバーがワーショップを指導する例です。
- 学校の授業で行う
- 展示会やイベントなどで行う
- 自分の団体のスタッフトレーニングとして行う
Q.ワークショップでやらなければならいことはありますか?
Q.LNTJへの事前の届出は必要ですか?
A.事前の申請は必要ありません。ただし、公開のワークショップの場合、LNTJのホームページで告知しますので、事前にご連絡ください。
Q.ワークショップの後にLNTJの報告は必要ですか?
A.報告は必ずしてください。メンバー専用サイトから、ワークショップの参加者登録書フォームにアクセスし、2週間以内に提出してください。
Q.その他の指導資格は必要ですか?
A.指導者は適切な応急処置の資格は必ず必要です。AEDが設置してあり、30分以内に救急車が到着する施設であれば、最低限CPRの資格が必要です。また、救急車が到着するまでに30分以上かかったり、救急車が救助に来れない場所(例えばハイキング、カヌー、離島)で行う場合には、野外救急法の資格が必要です。
それ以外に、活動内容によっても適切な資格が必要となります。例えば、カヌーなどのパドリングスポーツを通じて、ワークショップを行う場合、カヌーの漕艇やレスキューなどのスキルの証となるガイド資格が必要でしょう。また、バックカントリースキーなどでもスキーガイドの資格や雪崩レスキューのトレーニングを受けていることが望ましいでしょう。
ワークショップの時間は限られていますが、業界基準にそって開催することを推奨します。
国内の野外救急法団体
・ウィルダネスメディカルアソシエイツWMA
・ウィルダネスメディシントレーニングセンターWMTC
・ソロSOLO
Q.参加費は必要ですか?
A.参加費は自由に設定して構いません。ただし、ワークショップを開催するためには、指導者の資格維持費、保険料など、必要最低限の経費が発生します。そのため、外部の財源がない場合には、必然的に、参加費が必要となります。ただし、参加費を設定する場合にも、できる限り安価な参加費を推奨します。
Q.参加者に資格を出すことはできますか?
A.アウェアネスワークショップは特定の知識と技能の証となる資格ではありませんが、「修了証」を発行することができます。修了証は、メンバー専用サイトから自由にダウンロードすることができます。個人、団体でプリントアウトして、使用してください。
Q.アウェアネスワークショップの参加者は、LNTJに入会する必要はありますか?
A.LNTJに入会する必要はありません。ただし、希望者は、個人サポーター(2,500円/年)として、LNTJを支援することができます。LNTJから年度ごとのステッカーが届き、定期的にメールマガジンが配布されますので、LNTの学びを止めないためにも、できる限り個人サポーターに入会することを推奨します。
Q.子どもでもアウェアネスワークショップはできますか?
A.子どもたちにこそ、アウェアネスワークショップは最適です。LNTのトレーナーとマスターエデュケーターは、LNTの概念を、楽しく、わかりやすく、様々なアクティビティを通じて伝えるスキルを身につけています。以下の点に留意すると楽しいワークショップができます。
・パワーポイントよりもアクティビティを
・室内よりも屋外の直接体験を通じて
・なぜLNTが必要なのか、LNTをやらなとどうなるかを強調する
・LNTはルールではなく道徳
・子どもたちの興味のあることに関連づける
・教師の説明はできるだけ少なく、子どもの会話をできるだけ多く
Q.LNTJのロゴを使ってもいいですか?
A.もちろんです。アウェアネスワークショップを開催するためには、主催団体が団体メンバーになっているか、指導者が個人メンバーであることが条件です。いずれのメンバーもロゴを広報やブランディングのために使用する権利があります。商標&ロゴ使用規定に従い、ウェブサイトからダウンロードしてください。ただし、個人メンバーとしてワークショップを開催する場合、あたかも団体がLNTJのメンバーであるかのような誤解を与える使い方はできません(例えば、団体のウェブサイトのトップページ掲載するなど)。
Q.アウェアネスワークショップの指導を依頼したいのですが経費はどのくらいですか?
A.日本各地で、LNTインストラクター、マスターエデュケーター、トレーナーが活躍しています。LNTJでは開催地のできる限り近くを拠点としている指導者を紹介することができます。必要な人件費、教材費等は、指導する時間、指導内容によって異なるため一概に言えませんが、彼らの指導が継続できる最低限の経費でお願いしています。
また、LNTJの団体メンバー一覧から直接問い合わせていただくことも可能です。