LNTマスターエデュケーター赤城コース
2023.9からロゴが生まれ変わります
LNTを各地に普及させていくには、指導者の養成は欠かせません。このコースでは、LNTそのものへの深い理解と、模範的な指導スキル、そして効果的なフィードバック方法などをアウトドアフィールドに出てLNTを実践しながら学びます。指導者(トレーナー)を養成できる国際資格「LNTマスターエデュケーター資格」を目指す特別なコースです。今回から日本人インストラクターによる、日本語化された教材を使用したコース開催が可能になりました。より身近にLNTを理解することが期待できます。
参加者要項
1.主 催:NPO法人リーブノートレイスジャパン
2.日 時:2023年11月27日(月)-12月1日(金) 4泊5日
3.場 所:国立赤城青少年交流の家
4.対 象:野外教育指導者・アウトドアガイド・キャンプ場職員等 最小催行6名最大12名
5.条 件:LNTトレーナー資格取得者(LNTJ会員であること)
6.指導者:
寺田達也(LNTマスターエデュケーターインストラクター/ひの自然学校)
島崎晋亮(LNTマスターエデュケーターインストラクター/信州アウトドアプロジェクト)
7.資 格:LNT Master Educator (世界90か国共通の国際資格)
職能:LNTトレーナー(指導者)養成コースの主催、指導、資格認定権限
8.プログラム
コースは教室での講義や準備と3日間の野外遠征(バックカントリーツアー)をしながら進みます。野外遠征は登山活動+ビバーク(共同テント)をしながらよりリアルに自然にダメージを与えかねないフィールドでLNTスキルを実践します。また、遠征中は、事前に7原則の指導セッションがあります。参加者は事前に指定された原則を遠征の行程に合わせながら他の参加者へ教え、指導スキルについてフィードバックを受けます。このプロセスは、LNTの深い理解と指導者養成に必要な模範的指導、および参加者への効果的なフィードバックを習得するのに効果的です。
1日目 LNT概要/LNTワークショップ/課題、指導準備/遠征準備/施設キャンプ
2日目 野外遠征/LNT指導実習とフィードバック/ビバーク
3日目 野外遠征/ LNT指導実習とフィードバック/ビバーク
4日目 野外遠征// LNT指導実習とフィードバック/施設キャンプ
5日目 アクションプラン/LNTトレーナーコースの開催方法/資格認定式
※コース中に2泊3日の野外遠征があります。
※野外遠征には計画を主体的に進行する「LOD(リーダー・オブ・デイ)」を参加者から選定し、行程管理を担ってもらいます。LODシステムは、LNT指導者コースを開催するにあたり必要になる参加者のマネジメント、タイムマネジメント、コンテンツマネジメントの各種スキルを学ぶのに有益な手法です。
11.参加費:100,000円(指導料、食費、施設利用料、保険料がかかります)
12.申 込:申し込みを締切しまた。希望者は「びわこコース」をご検討ください。
13.装 備:
野外に適した服装一式、レインウエア、スリーピングバック(4シーズン用)&スリーピングパッド、食器&カトラリー(スプーン&フォーク等)、カップ(保温性のあるマグカップ適)、ナイフ、バックパック60リットル以上、登山に適した靴およびテントサイトのリラックスシューズ、ヘッドランプ、換え電池、水筒(1リットル)2本、、ジップロック中(5〜6枚)、ジップロック大(5〜6枚)、スタッフバック20〜30リットル(適宜/バックパックの中の荷物の整理に使います)、マッチorライター、洗面用具、常備薬、筆記用具、LNTの指導実習に必要な教材
14.LNT指導実習:
以下のトピックから、それぞれひとつずつ、コース中に他の参加者に対し指導することが義務づけられています。指導は会場敷地内で行うか、山中で行うかわかりません。いずれにも対応できるようにしなければなりません。以下に挙げるリストから、自分が指導したいものを、それぞれのカテゴリから3つずつ選択してください。万が一、他の参加者と選択が重複してしまった場合、担当の決定を事務局にご一任ください。当日までにレッスンプランを計画して来てください。またレッスンに必要な教材があればご持参ください。
1)LNT7原則(30分程度)
(1)事前の準備と計画
(2)影響の少ない場所での活動
(3)ゴミの適切な処理
(4)見たものはそのままに
(5)たき火の最小限の使用
(6)野生動物の尊重
(7)他のビジターへの配慮
15.留意点:
1)携帯電話の使用は、自由時間に限り可能ですが、コースの趣旨をご理解の上、必要最小限の使用にとどめるようご協力ください。
※山中は圏外になることが多いものとご理解ください。
2)パソコンの使用も可能です。コース中の自由時間に研修室で、個人的な作業をしていただくことも可能です。但しWi-Fi環境はありませんので、各自ご準備ください。
3)貴重品の管理はすべて自己管理とします。コース中の紛失、盗難に事務局は一切責任をおいませんので、ご了承ください。
4)保険に関しまして、全員東京海上日動の国内旅行保険に加入します。死亡後遺症400万円、入院6000円×日数、通院4000円×日数、賠償責任3000万円、捜索150万円、携行品0円です。補償内容が不足する場合、各自の責任で追加して保険に加入してください。
5)LNT指導者としてふさわしくない行為が認められた場合、ご本人と事務局との協議の上、参加を辞退していただくことがありますので、ご了承ください。その際、参加費は返却しかねますのでご了承ください。
当日お気をつけてご参集ください。お会いできるのを楽しみにしています。