A.学校のニーズに応じて以下のサポートを行います。
1)講師派遣:LNTインストラクターが学校に赴き、指定の時間内で、学校のニーズに応じたLNTワークショップを行います。
2)教材提供:学校教員が独自にLNT教育を行うために、教材を提供します。一部有償のものもあります。
3)情報提供:学校教員が独自にLNT教育を行うために、必要な情報を提供、カリキュラムの相談を行います。
4)郊外授業:学校のニーズに応じ、学校外でのLNTワークショップを提供します。

A. LNTレベル1インストラクター以上の有資格者が指導を行います。LNTレベル1インストラクターは、LNT7原則を理解しているだけではなく、LNTを楽しく、わかりやすく学習するための指導を、16時間のコースで修了した指導者です。

A.原則必要となります。ただ、多くの学校で、外部講師への謝金について、財源に限りがあることもよく承知しております。謝金と交通費は、各学校団体の規定に基づきお示しください。当会が、その条件で了承いただけたLNTインストラクターを派遣いたします。

A.残念ながら、100%の保証はできません。サポートできない理由にはさまざまあると思います。学校のニーズとLNTの理念のミスマッチ、地域にLNTインストラクター不在、謝金及び交通費が指導内容には不十分などが考えられます。当会としても、できる限りに多くの学校を支援する方針ですので、ヒヤリングの段階で、これらのギャップをできる限り埋めたいと思います。

Q.LNTワークショップとはなんですか?

A.ワークショップとは、参加体験型の学習方法を言います。LNTワークショップは、LNT7原則の中から、学校のニーズに応じて、特定の原則やトピックスについて、参加者が体験しながらLNTの概念を学ぶことのできるプログラムを提供します。場所は室内、屋外でもどちらでも可能ですが、トピックスによっては、屋外の方が体験的で、より学習効果の高いプログラムになる場合があります。

A.直接LNTインストラクターとの契約になります。当会は、学校団体のニーズをヒヤリングし、適任のLNTインストラクターをアサインします。具体的なプログラムの設計、日程、場所、準備物、経費の支払い方法などは、学校団体と、当会がアサインしたLNTインストラクターの間で直接行ってください。

A.LNTは、ルールではなく、倫理プログラムです。従わなければならない外的な基準を指導するのではなく、良し悪しの内的な判断基準を育成します。この理念を理解し、LNTを楽しく分かりやすく教育するためには、理想的には当会が提供するレベル1インストラクターコースを受講することをお勧めします。また、適当な研修の機会がない場合には、当会の公式のテキストに基づいて指導されると良いでしょう。
LNTレベル2インストラクターハンドブック:LNTの7原則に含まれる概念を詳しく説明したテキストです。
LNTレベル1インストラクターハンドブック:LNTの7原則の概要を説明したテキストです。
LNTアクティビティコレクション101:LNTを指導するためのアクティビティ集です。

A.いいえ、違います。LNTは、まちがった行動をする恒久的なダメージが残る可能性のある手付かずの自然環境で生まれたプログラムですが、現在では都市化の自然環境や日常生活にも応用されている、汎用性の高いプログラムです。以下いくつかの汎用例です。
日常におけるLNT
ソーシャルメディアにおけるLNT
ライトに関するLNT
騒音に関するLNT
地域文化に関するLNT

A.いくつか挙げられますが、さまざまな事象をLNTという考え方で学習することについて、以下の3点が挙げられます。

1)ルールからエシカルへ:自然を守る方法としてルールは非常に簡単な方法ですが、ルールを守っているからといって自然にインパクトがないとは言えないですし、ルールを破ったからといって自然にインパクトがあるとは限りません。つまりルールは、自然を守る方法としての根本的な解決にはなりません。一方エシック(倫理)は、良いインパクトの小さい行動をとることを目標し、その具体的な方法を、実践者の目的、経験、能力、装備に応じて実践します。つまり全ての人が、その立場を問わずLNTの実践者となることができます。

2)ローカルからグローバルへ:自然環境は地域ごとに特性が、自然を守るために特定の方法があるべきです。一方で、その方法は、別の地域では相応しくない場合も起こります。LNTは地球上のあらゆる環境、活動、対象において、自然を守るための方法を7つの原則に集約しました。言い換えれば、全ての人が同じ7原則に基づいて行動することが可能です。この特性が、世界100カ国でLNTが導入されている理由です。特定の地域で学んだLNTは、別の地域や、海外でも全く同じように実践できる共通言語になります。

3)リストからスローガンへ:自然を楽しくためには守らなければならないガイドラインがたくさんあります。これらの多くは、公園の入り口にある看板や、ウェブサイトなどで箇条書きで示されていることが一般的ですが、60%のビジターは全く見ておらず、しっかり読んでいる人は10%と言われています。LNTも7つの原則のリストですが、7つの原則は、学習すれば覚えられない数ではなく、かつ全ての環境行動を網羅している特徴があります。公園でLNTのロゴを目にするだけで、自然と7原則に基づいて行動できるようになります。

A.私たちの行動は全てLNTの原則に当てはめて考えることができます。以下いくつかの例を挙げます。

1)SDGs

SDGsの多くの課題がLNTの原則で解決できます。例えば海洋汚染については「原則3ゴミの適切な処理」でプラスチックの問題と、どうしたらプラスチックを減らせるのか学習できます。外来種の問題は「原則4見たものはそのままに」でどうしたら外来種を防げるか実践します。フードロスでは、「原則1事前の計画と準備」で、計画購入や「原則7他のビジターへの配慮」で、いわゆる「手前どり」問題についてアプローチできるでしょう。

2)AI

AI時代の到来により、これからの教育には、正しい答えを記憶することよりも、答えを探求する能力が問われます。LNTの代表的な教育方法であるSPEC(生徒中心・問題解決・体験的・協働的)は、AIをツールとして活用し、自ら考え、自ら判断する力を養うために最も必要な学習方法が詰まっています。LNTのどんなトピックスでも構いませんので、その課題を解決する過程で、自然と個別的、探求的、論理的な能力が身につきます。

3)ダイバーシティ

多様な文化、ジェンダー、障害、価値観などを受け入れ、それぞれの個性を尊重できる市民を育成すために「原則7他のビジターへの配慮」の理解が最適でしょう。アウトドアの参加者に条件はなく、いろいろな目的をもった人が訪れます。LNTはそれぞれのビジターの「体験の質」を維持するためにどう行動したら良いか学習します。この倫理は、アウトドアだけでなく、今日のダイバーシティ教育にも応用可能です。