LNTレベル2インストラクター九重コース

LNTの普及において、LNTを楽しく、わかりやすく伝える指導者の存在は欠くことはできません。LNTレベル2インストラクターは、そのような有能なLNTレベル1インストラクターを養成するための能力を磨くコースです。参加者には、深いLNTへの理解だけでなく、レッスンプランの立て方、フィードバックの与え方、LNTを学ぶフィールドとなるバックカントリーでのアウトドアスキルなどが求められます。これらのスキルを実装し、私たちと一緒にLNTの普及にご協力ください。

過去の参加者のコメント

中村昭彦(一滴 Paddle & Mountain Guide)2022年L2取得
L2コースではL1コース以上にティーチングに関して考える時間が増えます。5日間というコースの時間はティーチングをするうえでの学びの時間も多くとりますし、管理されていない自然の中で活動をする時間も多いので、自分が行うティーチングがそのままその後の行動に影響されます。私はL2コースを12月の赤城で受講しました。ティーチングの順番は参加メンバーの中では最後の方でした。メンバーが刺激的で密度の濃いティーチングをすると、自分もより良い内容にしようと考えます。その緊張感とメンバーの厚いフォローのお陰で、自分自身が一つ成長できた気がしています。そのティーチングはその後の私が関わるパドルスポーツでのティーチングでも大いに役立っています。パドルスポーツのガイドの検定員としても、より良い学びの場を提供できるよう努力できますし、その活動がLNTのL1コースに反映されて、いい循環ができています。

募集要項

主 催:NPO法人リーブノートレイスジャパン
日 時:2024年9月25日(水)-9月29日(日) 4泊5日
場 所:糸島・たきびのいえおよび九重連山山域
対 象:野外教育指導者・アウトドアガイド・キャンプ場職員等 最小催行6名最大12
条 件LNTレベル1インストラクター資格取得者(LNTJ会員であること)
指導者:
森本弘太(LNTレベル3インストラクター/エンカレッジ株式会社)
吉田理史(LNTレベル3インストラクター/株式会社信州アウトドアプロジェクト)
資 格LNTレベル2インストラクター(世界90か国共通の国際資格)
職能:LNTレベル1インストラクターコースの主催、指導、資格認定権限
プログラム
コースには、2泊3日のバックカントリー遠征が含まれます。参加者は、野外遠征中に、LNTのティーチングにチャレンジます。野外遠征は、参加者の中から、リーダー・オブ・ザ・デイ(LOD)というリーダー役を決定し、山行を行います。できるかぎバックカントリーでのコースが期待されるL1コースを運営するための遠征マネジメント、リーダーシップ、リスク管理を野外遠征を通じて実践します。
1日目 LNT概要/LNT教授法/遠征準備/施設泊
2日目 野外遠征/LNTティーチングとフィードバック/テント泊
3日目 野外遠征/LNTティーチングとフィードバック/テント泊
4日目 野外遠征/LNTティーチングとフィードバック/施設泊
5日目 アクションプラン/LNTレベル1インストラクターコースの開催方法/資格認定式
参加費:100,000円(指導料、食費、施設利用料、保険料が含まれます)
キャンセル料:1ヶ月前10%、1週間前30%、前当日50%
申 込インターネット(一次締切2024年7月15日)
装 備
野外に適した服装一式、レインウエア、スリーピングバック(3シーズン用)&スリーピングパッド、食器&カトラリー(スプーン&フォーク等)、カップ(保温性のあるマグカップ適)、ナイフ、バックパック60リットル以上、登山に適した靴およびテントサイトのリラックスシューズ、ヘッドランプ、換え電池、水筒(1リットル)2本、ジップロック中(5〜6枚)、ジップロック大(5〜6枚)、スタッフバック20〜30リットル(適宜/バックパックの中の荷物の整理に使います)、マッチorライター、洗面用具、常備薬、筆記用具、LNTの指導実習に必要な教材
LNTティーチング:
参加者は、コース中に以下の原則から特定のトピックスが指定されティーチングを行います。担当するトピックは、参加者決定後、参加者要項でお知らせします。一つのトピックスに対して30分程度のティーチングが求められます。
LNT7原則
(1)事前の準備と計画
(2)影響の少ない場所での活動
(3)ゴミの適切な処理
(4)見たものはそのままに
(5)たき火の最小限の使用
(6)野生動物の尊重
(7)他のビジターへの配慮
留意点
1)携帯電話の使用は、自由時間に限り可能ですが、コースの趣旨をご理解の上、必要最小限の使用にとどめるようご協力ください。
2)パソコンの使用も可能です。コース中の自由時間に研修室で、個人的な作業をしていただくことも可能です。但しWi-Fi環境はありませんので、各自ご準備ください。
3)貴重品の管理はすべて自己管理とします。コース中の紛失、盗難に事務局は一切責任をおいませんので、ご了承ください。
4)保険に関しまして、全員東京海上日動の国内旅行保険に加入します。不足する場合は、各人加入してください。死亡後遺症400万円、入院6000円×日数、通院4000円×日数、賠償責任3000万円、捜索150万円、携行品なし。

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