原生自然の未来に利害関係のある私たちは、利用者の原生自然に対する責任について、明確で、強く、国家的な取り組みについて、直ちに議論を開始しなければならない。
ポール・ペッツォ
ポール・ペッツォは、原生自然が、私たちをより有能で、配慮のある人間に成長させると信じていいました。彼は、70年以上の野外指導経験を通じ、世界中の青年たちに、野外技術、リーダーシップ、エクスペディションビヘイビアを伝えてきました。彼は、野外教育と原生自然の価値を伝えた唯一無二の存在です。「ミニマム・インパクト」の父は、1999年にこの世を去りました。
ポールは、アウトドアレクリエーションは、環境にインパクトを与えますが、そのインパクトを最小限にする体系的な方法を提案した最初の人物でもあります。これはゴミを適切に処理したり、たき火の影響を最小限にすることを含みます。最終的に、これらの方法が自然を楽しみ、感謝する新たな方法となりました。
ポールは、私たちは原生自然を傷つけることなく楽しむことができると考えました。ただし、それは適切な教育を受けることによって。全てのアウトドア愛好者は、いつまでもアウトドアレクリエーションを楽しめることを望んでいます。しかしその希望も、多くのエリアが開発されるについて、世界中でどんどん失われています。長年、自然にダメージを与えないと信じられてきた、動力を用いないアウトドアレクリエーションも、生態系、土地、他のビジターの体験の質に大きな影響を及ぼしています。
私たちは世界中を旅し、山に登ったり、波に乗ったり、川を下ったり、海を渡ったりるすることができますが、原生自然のアドボケイト(支援者・擁護者)として利用しない限り、これらを守ることはできないでしょう。原生自然や野生動物の未来は私たちの責任あるアウトドアレクリエーションにかかっています。
ポール・ペッツォ
1924年 グランド・ティトン初登頂
1938年 アメリカ初のK2遠征チーム
1940年 陸軍山岳師団教官
1962年 コロラドOBSチーフインストラクター
1965年 全米野外指導者学校(NOLS)設立
1977年 野外教育協会(WEA)設立